女性が女性に恋をするということ。

♯1

「はるさんてイケメンですね」

と、女性に初めて言われた。女性だけでなくもちろん男性にも言われたことなどない。人生における初体験である。私は戸惑いながらも正直嬉しく誇らしい気持ちにさえなった。ドキドキが止まらなかった。心臓が高鳴るとはこういうことを指しているのだろう。

「怒らないで聞いて下さいね」と前置きした上で、彼女は純粋なキラキラとした瞳をまっすぐに私に向け、その言葉をサラッと発した。

私は素直に嬉しいと感じた事を彼女に伝えた。

彼女と会うのはこの日が2回目だった。

 

最初の出会いはわずか2週間前。たまたま相席したバーのカウンターで、その神々しいまでの笑顔と、見た目の美しさとはギャップを感じる少し低音で落ち着いた声、そして、2年ほど海外を旅していて日本に戻ってきたばかりだと話す彼女自身に、私は興味関心を持たずにはいられなかった。これほどに眩しいと感じた女性を私は知らない。気づいたら、周りの客との会話や店のスタッフの記憶など全く残らない程、彼女しか見ていなかった。

彼女の年齢は40歳だという。

20代後半くらい、というのが私の最初の印象であった。その理由は彼女のキラキラした笑顔とまさに真珠のような肌のつややかさ、屈託のないしぐさなどによるものが大きいだろう。ひとまわり近く離れている我が瞳には、何度も言うが、本当に眩しく映った。

この初日の出会いで、私は間違いなく彼女にロックオンした。

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☆初めてブログなるものに挑戦します。私は成人した子供3人を持つ既婚者です。お察しのとおり、女性です。彼女との出会いについて、今の私の思いをむしょうに書き記したくなりました。しばらく忘れていたこの切なく熱く苦しい思い、そして、家族への愛情とは全く異なる生の感情をただただ書き記すだけ、それだけですのでこの記事へたどり着いた方、どうか暖かい目で流し読みしていただければと思います。

この記事の予定としては♯3までを考えております。

see you at ♯2

Bye-bye